薬剤師と注射の種類(前半)

患者に実際に注射を行うのは、医者や看護師になりますので、薬剤師が直接患者に注射を打つという事はありません。

ですが、現在では医薬分業により、薬剤師が病院でも注射剤の調剤や、点滴剤の調剤を行う様になったので、薬剤師も注射器の種類や扱い方などをまるで知らないというのは問題があります。

この先、病院で働く事が百パーセントないと言いきれるのならば、覚える必要はないかもしれませんが、薬剤師の必要性が高まっている今、中途半端な意識で働いている薬剤師はつまはじきにされてしまうのかもしれないので、知識が多い事にこした事はありません。

注射の方法には、大きくわけると4種類存在しますが、静脈注射、筋肉注射、皮内注射、皮下注射となります。

まず、静脈注射でありますが、現在、もっともポピュラーに行われている注射方法でありますし、静脈に直接薬剤を導入したり、逆に血液を採取したりする時に行う方法でありますので、この注射をされた事がない方は希少だと思います。

次に、筋肉注射ですが、これは、静脈注射とは違い、馴染みのある方は少ないと思います。

筋肉注射は、薬剤の吸収に時間がかかるので、ゆっくりと吸収させたい薬剤の時などに利用します。

さらに、筋肉注射は、皮膚に注射するよりも痛みを抑える事ができますので、強い痛みを伴う薬剤などの場合にも使われます。

しかし、筋肉注射には副作用が伴う事がありますので、小児などでは避けられますし、最近では利用される機会が減ってきました。

薬剤師と注射の種類(後半)に続きます。